松本のおすすめお土産は、これ!(わさび漬け・和菓子・洋菓子・飴・栗菓子・七味唐辛子など)
松本のお土産におすすめなのは、松本ならではの和菓子や洋菓子、江戸時代からの伝統ある飴、わさび漬け、七味唐辛子、そして近くの小布施に本店がある栗の名店の栗のお菓子など。時間があれば、ぜひ本店や支店で買いたいですが、もし時間がない場合には、松本駅の駅ビルMIDORIの中にも、少し入っています。
◆わさび漬け
安曇野などで、わさびが有名ですが、松本市にもわさび漬けのお店がいろいろあり、おいしいと人気。お酒が好きな人へのお土産に、ぜひ買いたい一品です。ご飯のお供にもなります。
●「八百源漬物 / わさび漬」(松本城の裏手)
向田邦子さんの「う」の引き出し(お気に入りのお店の栞をしまっていたという引き出し)にも入っていた、わさび漬けの老舗漬物店。お漬物もいろいろ作っていますが、わさび漬けが大変おいしいと人気です。店舗の隣で、吟味したさわびと上質の粕で添加物を一切加えず作っています。
長野県松本市北深志1-5-24/0263-35-8811
営業:9:00~17:00/定休日:水曜日
●「小口わさび店」(松本城の近く)
穂高にわさび畑があり、自家栽培をしているわさび漬けの老舗(創業90年近く)。2年かけて育てた生わさびを、手で千切りにしているという「わさび漬け」と、「味噌わさび漬け」があります。お酒のつまみなどにも、とてもおいしいと評判。辛いのが苦手な人も、「味噌わさび漬け」なら大丈夫です。
長野県松本市大手3-7-7/0120-09-3986
営業:9:00~18:00/定休日:日曜日
◆老舗「開運堂」の和菓子・洋菓子
創業1884年(明治17年)の老舗の和菓子・洋菓子店。「開運老松」「真味糖」は、信州を代表する銘菓としてしられています。
「真味糖」は、裏千家14代家元、淡々斎宗匠(そうしょう=師匠)が命名したお茶席菓子で、クルミやはちみつを使っている「和風タッフィー」のような和菓子(日持ち25日)。「開運老松」は、ニッキと小豆の組み合わせが絶妙な和のロールケーキ(日持ち20日)。本当にグルメな方に、最適なお土産です。
他にも、和菓子(いろいろな御饅頭やお干菓子、どら焼きなど)、洋菓子(ロールケーキやマロンパイ、クッキーなど)、生菓子、季節のお菓子(ソフトクリームなど)も作っています。
開運堂本店
長野県松本市中央2-2-15/0263-32-0506
営業:9:00~18:00/元旦のみお休み
平田店(南松本駅と平田駅の間)
長野県松本市平田東3-1-7/0263-86-1995
9:30~18:30/毎日営業
◆老舗「翁堂」の「女鳥羽(めとば)の月」など
和菓子の老舗「翁堂」には、月見櫓・御殿餅・松本城国宝羊羹などお城にちなんだ名前のお菓子がたくさんあり、大正時代から『全国菓子大博覧会』等で数多く受賞しています。
名物は「女鳥羽(めとば)の月」という、松本を流れる女鳥羽川にちなんだ名前で、女鳥羽川に映る月影をたくさんのクルミで表現した日持ちのよい焼き菓子。渋皮煮の大きな栗の入ったお饅頭「十三夜」、最中なども大変おいしいと評判です。松本市内に店舗3店と、喫茶店2店を展開。
翁堂 蔵の店
長野県松本市中央3丁目4-16/0263-35-6948
9:00~18:00/定休日:毎月第1・第3水曜日
*奥に江戸時代と明治時代に建てられた蔵が2棟あり、資料館とギャラリーになっていて自由に見学することができます。
◆「マサムラ」のベビーシュー
創業昭和43年の、松本では大変知られた洋菓子店。ベビーシュー(といっても、そんなに小さくないです)が有名。生とカスタードがミックスされたクリームが大変おいしいと評判。チョコレートコーティングのものなどもあります。またちょっとレトロな包装紙も好評です。他にもいろいろケーキなどがあり、本店はティールームも併設しています。
ただベビーシューは日持ちが悪いので、もし消費期限を気にしないものを買うなら、ガレット(賞味期限1週間)、サブレット(賞味期限30日間)などもあります。
マサムラ本店
長野県松本市深志2-5-24/0263-33-2544
カフェ営業:9:00~19:30(19:00ラストオーダー)
定休日:火曜日
マサムラ上土店(松本城のそば)
長野県松本市大手4-3-9/0263-35-9571
定休日:火曜日など
◆飴
松本の昔からの名産お菓子は、飴。新春の1月11日前後には昔から「あめ市」が市内の商店街で開かれてきました。あめ市では、七福神が加わった時代行列や、全国あめ博覧会と即売会などいろいろなイベントが行われます。飴も、昔ながらのニッキ飴などのようなものから、サクサクしたおせんべいのようなもの、口どけのいいものなど、本当にいろいろなものがあり、お土産にすると珍しくて喜ばれます。飴屋さんも松本にはたくさんあり、ここでは、代表的老舗の3軒だけをご紹介します。
●「飯田屋飴店」
ニッキ飴、はっか飴、水飴など昔からの飴の他、あめせんべいや、落下生飴など、いろいろな飴のお菓子があります。代表銘菓の「あめせんべい」は、コーヒー味もあり、たっぷり含んだ空気のおかげで、さっくりした繊細な食感、口溶けの良さが人気です。
長野県松本市大手2-4-2/0263-32-1983
9:00~18:00/不定休
●「山屋御飴所」(ヤマヤオアメドコロ)
1672年(江戸時代・寛文12年)創業の老舗。代表銘菓は、米あめ「吟のしずく」。歯につかずフワッと溶ける「吟の露」(季節限定)もあります。薄くてパリパリする「板あめ」、やわらかい優しい甘さの「白玉飴」、沖縄多良間産黒糖を使ったサクサクした食感の「引ネキ飴」(10月~5月のみ)なども人気。飯田屋飴店のそばにあります。
長野県松本市大手2丁目1-5/0263-32-4848
9:30~17:30/水曜日定休
●「新橋屋飴店」
江戸時代創業の老舗。代表の銘菓は「新ばし飴」。もち米から作られた、のし餅のような白い飴です。箱にのし餅のような感じで入っています。割りにくいのですが、冷蔵庫に入れて少し冷やしてから割るとカンタンに割れます。深い優しい甘さが、とてもおいしいと評判。他に、たぐり飴、まめ板(ピーナツ入り)などがあります。
長野県松本市新橋3-21/0263-32-1029
9:00~18:00/定休日なし(年中無休)
◆「八幡屋礒五郎」(ヤワタヤイソゴロウ)の七味唐辛子
1736年に善光寺の境内で七味唐辛子を売っていたのが始まりと言われる、七味唐辛子の店。「やげん掘・中島商店」(東京浅草)、「七味家本舗」(京都清水)と並ぶ、七味唐辛子の老舗と言われます。辛みと香りがバランスよく、ファンも多い七味唐辛子。「ゆず七味」や、「深煎七味」などバラエティもあります。本店は、長野市。
松本駅の駅ビル「MIDORI」2階の支店
営業10:00~20:00/電話026-219-6034
◆信州小布施の栗菓子「竹風堂」の支店で買う栗製品
栗で有名な小布施(長野駅そば)に本店がある「竹風堂」。その支店が2つ(松本中町店、松本開智店)あります。栗洋館や栗かのこ、栗のパイのお菓子などがあり、特に栗の季節には買いたいお土産です。また松本中町店では、松本民芸家具がしつらえられた落ち着いた空間で栗おこわなどの食事もでき、栗おこわは、お土産に持ち帰りも可能です。
松本中町店
長野県松本市中央3-4-20(中町通り)/0263-36-1102
販売の営業:9:00~18:00(7~10月は19:00まで営業)
休業日:1月2月の水曜日、1月1日
松本開智店
長野県松本市開智1-1/0263-36-0769
営業:8:00~18:00/定休日:1月2月の火曜日、1月1日